黒いパーツを作るためのフィラメントを買ったので防湿収納ケースを作りました。
前回作ったのはコチラで、使い勝手もまずまずでしたが、
ケース底に防湿用の除湿剤を多めに入れるとケースと干渉してしまいフィラメントを送り出す際にリールの回転に支障をきたす恐れがありました。
そこで今回作るものはその点を改良したものにしました。
まずはフィラメントを支えて回転させるシャフトパーツを作ります。
ネットにアップされている3Dデータからいただいたボルトとナットのセットに加え自作したシャフトエンドパーツを3Dプリンターで作ります。
収納ケースからフィラメントを取り出すゴムプッシュとケースの高さを調整するゴム足を追加で購入。
内部の湿度をチェックする湿度計ですが前回は100均で買ったアナログタイプのものでしたが、ダイソーでデジタル温湿度計が330円で売られていたのでこちらを使いました。
クローゼットの中に吊り下げて使うことを想定しているようでフック付き、電源は単四電池一本です。
かなり大き目のケースなので中を確認するために殻割りします。
こういう時に時計のこじ開け(裏ブタ外し)が役に立ちます。
収納ケースに収めるためにケースをカットして小さくします。
ケースに当ててみてフィラメントリールと干渉しないことを確認します。
今回改良した点は下部に除湿剤を多めにいれてもフィラメントの回転を邪魔しないようにシャフトをケースの中央より上にセットしました。
その為上部の隙間がせまくなったので湿度計を小さくする必要があったのです。
湿度計はビスで固定しました。
底に除湿剤をこれだけ入れてもまだ余裕です。
前回作ったものとの比較です。
これだけシャフトの位置を上にずらしました。
内部の湿度も確認しやすくなりましたが。。。
比べてみると表示されている数値がだいぶ違います。
デジタルの方は湿度31%なのにアナログでは20%になっています。
温度も12.9度、17度と異なりケースの外に置いた温度計では13.5度となっています。
構造的には同じように作ったつもりですが密閉度の違いなのか表示の違いなのでしょうか。
まあ、デジタルの方が多少正確かなと思います。
いよいよ本格的に3Dプリンターで作品作りを始めます。
前から作ろうと思ってプラ版で作図していた鉄道模型の客車です。
これを3DソフトのCADで作図して作ろうと思っています。
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