今までいろんな方法、場所にデジカメやビデオユニットを付けて、バイクで走りながらの動画や静止画を撮影してきました。
今回、もっとシンプルで簡単に出来ないものかと考えて、ホームセンターやカメラ屋で簡単に手に入る材料だけで、シンプルかつ安価なデジカメステーを作って試してみました。
私のバイク(ハーレー)は、径が1インチ(=2.54cm)の丸パイプハンドルですが、同じようなタイプなら利用出来ると思います。
使った材料はこんな感じの金具3点だけです。
パイプ固定用のU字ボルトとそれ用のステー、それにカメラを取り付ける少し長めのステーの3点だけです。
あとは、ハンドルパイプに傷つけないように噛ませるゴム(あるいは堅めのスポンジ)の切れ端。
それとステーにデジカメを固定する三脚用ビスです。
camerastay201011-02.jpg
金具は3点で(@78×2、@48×1)で計204円、スポンジと三脚ビスは家にあったものですが、三脚用ビスは大きなカメラ屋さん(ビッグカメラ等でも)180円くらいだったと思うので、全部揃えても1コイン(500円)でお釣りがきます。
作り方、というほどの事もないのですが、U字ボルトにゴムを挟んでハンドルパイプに固定します。
それに長めのステーを一緒に留め、反対側の穴に三脚用ビスでデジカメを固定しておしましです。
実際に私が作った時には、ゆるみ防止用にスプリングワッシャーや座金を入れましたが、無くても固定は出来ます。
たまたま私が使っているデジカメは、底面のネジ穴が中央に無くて端にずれていたので、アルミ板でオフセット用のステーを作ってあります。
これも普通に真ん中あたりにネジ穴があるカメラなら不要です。
デジカメを固定する方のステーは、取り付ける場所、角度に応じて曲げておきます。
(※ 上の写真はまだ曲げる前の状態です)
こんな感じで、万力に挟んでハンマーでたたいて無理やり曲げてしまいました。
カメラレンズの前には、以前作ったゴミや虫除けの透明プラ板を貼ってあります。
完成してバイクに取り付けたところがコレです。
camerastay201011-01.jpg
camerastay201011-03.jpg
実に簡単な作りですが、実はコレ、先日の軽井沢マスツーリングの前日の急遽、ホームセンターに行って金具だけ買って、1時間も掛からずに作ったものです。
実際にツーリングの際、高速道路や峠道、一般道と使用してみました、路面のデコボコの大きな所以外では、振動も少なく望遠側にレンズをふった撮影でも十分実用に耐えました。
ワンコインで出来るカメラステー、便利ですよ。—–
コメント
Hal0222さんへ、
ありがとうございます。
走行風景の写真は、
ほとんどが走りながらカメラを手持ちで撮影しています。
こういうステーを使うのは動画撮影がメインになります。
ご指摘のとおり、シールドの反射が邪魔になっています。
レンズの前に透明板を付けているので
シールド越しでなくても、レンズに虫やゴミが
つき難い様にしているので、
設置位置をずらした方がいいみたいです。
でも、この場所でデジカメを使うより、
以前から使っているフォグランプ横のビデオユニットの方が
綺麗にとれるみたいなので、
スイッチを製作して使えるようにしようと思っています。
http://biketoshumi.chips.jp/wp/wpcontent/2010/06/post_751.html
本当に器用ですね・・・時々バイク上から撮影したと思われる写真が掲載されていたので、どんな方法で?と思っていたところでした。フロントのシールドは邪魔になったりしませんか?