北海道ツーリングに向けての最後の準備

1週間の長距離タンデムツーリングに向けて、着替えなどの用意とともに最後のバイクの整備をしました。

最重要パーツのタイヤとブレーキパッドですが、タイヤは昨年暮に前後とも新品に交換してあります。

ブレーキパッドも、フロントの方は減りも少なく交換はまだ不要ですが、リアはさすがに減っています。

サドルバッグを外してからパッドを取り出します。

 

ちなみに上にあるジャバラの銀色のホースはリアブレーキとディスクローターを冷やすためのエアーインテークで自作のものです。

こんな簡易的なものでも走行テストをしたら温度を10度以上下げる効果がありました。

作業のために位置をずらしています。

ブレーキパッドを固定しているピンを外すための12角レンチは狭い場所でも作業しやすいようにグラインダーで薄く削ってあります。

 

パッドの残りは場所によってバラつきがありましたが一番薄いところで1.2mmほどでしたので、今回の北海道ツーリングでは2500キロくらい行くかもしれないので交換しておきました。

純正パーツではなくサードパーティの互換品のものを使っていますが、4万キロ以上何度か交換していますが使用上には問題ないようです。

 

プラグチェックもしてみます。

外す前に周囲のゴミを吹き飛ばしておきます。

 

先端の焼け具合も問題ないようです。

以前、イリジウムプラグに交換したら被ってしまって走行できなくなって以来、ノーマルプラグで通しています。

 

シックネスゲージでギャップを測って調整しておきます。

このゲージは40年前に原付に乗り始めた頃から使っているものです。

 

 

次にエアクリーナーのチェックです。

ブレーキパッドとともに交換用のパーツは常にストックしてあります。

 

ハイフローフィルターには多少汚れはあるもののまだ使用可能と判断して今回は交換は見合わせました。

 

ただブローバイガスの耐熱チューブの方は前回フィルター交換時に替えたのでですがちょっと劣化しているのが気になりました。

 

 

タイヤの空気圧やオイルは交換、チェック済みなのでこれでだいたい大丈夫でしょう。

ところで今回の北海道ツーリングだけでなく私は普段のツーリングでも工具や交換パーツをバイクの入れてあります。

交換パーツ関係では、ブレーキパッドやプラグ、ヘッドライトバルブなどや、

 

工具などもツーリング先で軽微なものなら可能なように用意してあります。

バッテリー上がりのためのケーブルもあります。

 

これらはパーツ袋に収めた上で防水バッグに入れてサドルバッグに収納しています。

 

 

整備とは関係ないですが先日作ったタンクパネルポーチに薬を備え付けました。

 

フラップの裏にビニール袋に入れた「コムレケア」＝足がつった時の薬です。

実は前にバイクで走っていて足がつった事があります。

そんな時にすぐに薬を取り出せるように用意しておきました。

 

 

ついでにメーター内の時計も時刻を合わせておきました。

やっこカウルのインナーパネルにも時計はつけてありますがこちらも正確に合わせました。

 

 

持っていくデジタル機器の充電器ですが、デジカメやGoPro、スマホやタブレット、GPSロガーなど多数あるので充電器もかなりあります。

基本的には宿に泊まった夜に充電しておくのですが、付属しているアダプターはそれぞれの機器にケーブルを接続して充電するようになっています。

 

これでは充電中は使えませんのでサードパーティ制のバッテリー単体で充電出来る充電器を購入してあります。

ただこれらの形が非常に似ているのでどれがどれのだかわかりにくいのでテープライターで表示しておきました。

 

さあ、準備はほぼ整いました。

あとは前夜にセットするだけです。

フェリーに乗る新潟地方の天候が少し心配ですが、北海道の方は妻が「晴れ女」なのできっと晴れるでしょう。