ハーレーをちょこちょこっと整備

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そろそろ本格的なツーリングシーズンに突入前に、これまで気になっていたところをチェックしました。

 

■ツアーパックのキーを修理

リアに積んでいるキングツアーパックに付いている鍵ですが、ウルトラに最初から装備されているものはエンジンキーと共通の鍵で開け閉め出来ます。

でも私のはオークションで買って自分で取り付けしたもので最初からキーは付いていませんでした。

そのため東急ハンズで購入した鍵を使って自分で自作したものを付けています。

tourpack-keylock04.jpg

この鍵の名前は「カムロック」というもので、自動販売機やお店のショーウインドウなどの鍵として利用されています。

鍵はスペアを含めて二本あったのですが、そのウチの一本を無くしてしまいました。

残った鍵からスペアキーを作るといくら掛かると聞いてみると「3,300円くらい」と言われました。

予備がないと不安ですので付け替えることにしました。

ハーレー純正の鍵は、ディーラーに自分の車体番号を伝えて本国アメリカにオーダーすればエンジンキーと共有出来るロックセットが手に入るようです。

でも費用も1万円を大きく超え、取り寄せにも相当の時間が掛かるようです。

鍵番号指定でないものならネット通販で7、8千円で買えます。

私が以前使った汎用の鍵は1,100円ほどのものです。

ネットで探すと600円ほどでありましたが、送料が800円掛かるそうです。

結局今回もこのカムロックを新たに渋谷の東急ハンズで購入して付け替えました。

tourpack-keylock02.jpg

付属のプレートや別に用意したプレート2枚で爪になるようにビスで固定したものは今までのものがそのまま使えます

さくっと交換してこれでまた安心して使えるようになりました。

 

■ツアーパックのブレーキランプを修理

ブレーキを掛けた時、フェンダーにあるブレーキランプが点灯するほかに、ツアーパックに付いている両端二カ所とバータイプのハイマウントLEDランプの三カ所の赤色灯が点くようにしています。

stioplamp.gif

しかしどうも最近おかしいようです。

後ろにあるランプなのでわかりにくいのですが、信号で止まった時うしろに近づいてきたクルマに写る私のハーレーのブレーキランプは、標準のフェンダーのところだけのようです。

調べてみると確かにツアーパックの三カ所は点灯していませんでした。

ツアーパックの配線は専用コネクタで接続するようになっていますが、当然ながら私のヘリテイジにはそんな配線はありません。

自分でギボシコネクタと、三極ソケットを使ってシート下まで配線を伸ばし、ブレーキランプ連動線とACC、アースを引いています。


 

ACCケーブルを利用してツアーパック内に増設した12Vのシガーソケットは生きていますので、ブレーキ連動線があやしいです。

テスターを使って配線をチェックしてみると、今回は三極ソケットの断線のようでした。

電子パーツを保管しているパーツボックスを漁って手持ちの四極ソケットで代用します。

防水については自己融着テープとビニールテープで処理しました。

ブレーキを掛けて確認してみるとちゃんと点灯するようになりました。

 

しかしここで法律の問題があります。

ブレーキランプに連動するライト、補助制動灯は「ハイマウントストップランプ」と見なされます。

「道路運送車両の保安基準」では、『2.1.3.3. 補助制動灯のうち、車両中心面上の前後に2個の独立した灯火器を有し、その照明部が同時に点灯せず、かつ、車両の後方から水平に見通した際に、1個の照明部に限って視認することができる構造のものは、前号前段の規定にかかわらず、1個の補助制動灯とみなすことができる。』とあります。

「取り付け位置は車体中央である事」で、「設置は1個まで」なので「複数のハイマウントストップランプがあった場合には、それぞれが同時に点灯することなく、後ろから見た時に一箇所が光っているように見えなければいけない」となります。

したがって私のツアーパックのように三カ所にランプがあった場合、一番上の増設LEDランプをハイマウントストップランプとすると、左右二個のコーナーランプをストップランプとする事が出来ません。

法令を遵守するとコーナーランプはせっかくあれだけ大きな赤いランプユニットがあるのに点灯出来ないことになります。

 

■やっこカウル内の温度計修理

先日のツーリング後の泡洗車でちょっとばかり強く水を掛けすぎたようです。

インナーカウルに埋め込んだ温度計の液晶が見えにくくなってしまいました。

metertrim

完全に表示されなくなった訳ではなくまた正しい(たぶん)温度を表示しているようです。

デタッチャブルのやっこカウルをパッと外し、ボルト5本で留まっているインナーカウルを外します。

レーダー探知機

デジタル温度計はアキバで500円で買ったものです。

中を開けてみましたが特に浸水している様子はありませんが、一応ドライヤーで乾燥させついで電池も交換しておきます。

 

せっかく開けたので他のパーツもチェックします。

GPSレーダー探知機は、マイクロSDカードを外してパソコンに接続、ネットから取締ポイントのデータを最新版に更新しておきます。

デジタル電圧計は正しい電圧を表示するよう補正します。

オーディオパネルはいずれパーツを揃えて作り替える予定です。

やっこカウルの付かない、本来のヘリテイジのマスクがコレですが、もうずいぶんこのスタイルでは走っていませんね。


 

たまには風を感じてノンカウルか、ヘリテイジの大型クリアの純正ウインドシールドで走ってみるのもいいかもしれませんね。

 

■シート下ベース板の亀裂

これも以前から気になっていたものですが、ライダー側シートの裏側のプラスティックのベース板に亀裂が入っています。


 

走る分にはまったく支障がないのですが外した時に見た目が気になります。

どうにかして直そうと思っているのですが、まだいい対策が浮かばないのでずっとそのままになっています。

裏側から補強の板を入れて固定使用かと思っていますが、うまく内側に入れる方法がみつかりません。

シート生地をはがせば出来ますが、それはやりたくありません。

今回は、、、やっぱりアイデア不足です。

またこのまま取り付けしました。

 

今回は何カ所か気になる点をチェックしましたが、まだまだ自分流にカスタマイズしたいこともありますね。

メーカーオプションをお金を出して買うだけでない、DIY的工作的な私だけのカスタマイズを今後もやっていきます。

コメント

  1. ziromei さんへ、
    お金を掛けずに自分の好きなように工夫する、
    それが「私流のカスタム」です、、なんてね。
    ziromeiさんのローキンもどのように出来ていくんでしょうか。
    お会い出来るのが楽しみです。
    >わらじカツ、珍達そば、大滝のそば(定食)
    うう、去年から行けてないだけにみんな魅力的な味です。
    この雨で路面の塩カルが流れてくれて、
    最後の雪もなくなれば、ようやく春の訪れですね。

  2. なにからなにまで、機用にこなされますね。

    暖か季節ツーに備え、オイラもいじくり開始しております。

    まずは、カーカーのフィッシュテールに変更したついでに、ローキンのイメージをチョイ変更。

    と、チョイノリツーにも良いようなスタイルにして行こうかと思っております。

    雪解け後の芦ヶ久保でご一緒出来ます事、楽しみにしてますね。

    わらじカツ?珍達そば?大滝のそば?わくわくしてますよ~♪

  3. DON さんへ、
    ツアーパックもやっこカウルのインナーパネルも
    純正オプションにはないものを自分流に加工して取り付けしましたので、
    不具合の発見や対応もよくわかります。
    かえってディーラーに整備をお願いすると
    ツアーパック内の配線など、わからないので困っていました。
    今年のツーリングの予定ですか、
    とりあえずは5月に富士スピードウェイで開催される
    ブルースカイヘブンの参加を考えています。

  4. 色々と対策の方法もあるんですね!ご自分で加工されているので修理や交換も手慣れた様子です。今シーズンのツーリング予定などはお決まりですか?
    我が家はまだまだ先の様子さえ見えてきませんが(^_^;)

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