エンジンを機嫌よく回すために必要な三要素「いいガス」「いい圧縮」「いい火花」
ガソリンにキレイな空気を混合してエンジンに送り込んでやるために必要なエアクリーナーですが、私のFLSTCヘリテイジ・ソフテイル・クラシックはずっと純正のままです。
ハーレーのマニュアルによるとエアクリーナーのメンテナンスは「エアクリーナーカバーを取り外してフィルターエレメントを点検する作業は、少なくとも12ヶ月(8,000km走行)毎に、またほこりの多い走行条件ではこれよりも品お庵に行ってください」となっています。
また「ペーパー/ワイヤーメッシュエアフィルターはエレメントは、少量の洗剤を加えたぬるま湯で洗浄してください」とありますが、交換時期については記載が見当たりませんが1万km毎の交換が望ましいようです。
エアクリーナーのフィルターを交換する際には、ブローバイガスのホースも同時に交換します。
ハーレー純正のエアフィルターの型番、以前は「29461-99」ですが今は「29400042」となっています。
ブローバイガスホースの方は「29476-99」です。
交換作業自体はいたってカンタンなので誰でも出来るでしょう。
交換パーツと工具を用意します。
エアクリーナーのカバーを取り外す工具は、ヘックス5/16とトルクスT27です。
まずカバーのセンターボルトをヘックス5/16で外します。
外したカバーの内側はホコリやオイルで汚れていますので拭いておきます。
固定している金属製のプレートにある三本のボルトをトルクスT27で外します。
外したエレメントはかなり汚れているのと葉っぱなどが挟まっています。 過去にはハチなどの虫が詰まっていたこともありました。
またブローバイガスホースも高温とオイル分で劣化してヒビ割れていました。
エアクリーケース内部の汚れもキレイにします。
新品(左)のものと比較するとかなり汚れが目立ちます。
こうなると洗浄するより交換してしまった方がいいでしょう。
スロットルバルブはアクセルの回転に合わせて開閉しますがここはパーツクリーナーを染み込ませた布で軽く拭くだけだけにします。
新しいエアクリーナーのフィルターにブローバイガスホースを根本までしっかり刺し込んで角度を合わせておきます。
クリーナーケースのブローバイガスボルトの根本まで差し込みます。
金属プレートのボルトを固定します。
最後にエアクリーナーのカバーを取り付けて作業完了です。
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